コラムcolumn

見た目だけじゃない!歯科医がセラミック治療をすすめる5つの理由

こんにちは。
 
相模原・淵野辺駅より徒歩1分の「ふちのべ歯科クリニック」です。
 
 

歯の治療をするとき、かつては金属を詰める方法が一般的でした。
 

しかし近年、詰め物・被せ物に「セラミック」の素材を用いた治療をおすすめする歯科医が増えています。セラミックには、本物の歯のような透明感やツヤを実現できて見た目が美しいという特徴があります。
 

ただし歯科医は、見た目が美しいという理由だけでセラミック治療をおすすめするわけではありません。
 

歯科医がセラミック治療をおすすめするのには、見た目のほかに5つの理由があるのです。
 
 

1.虫歯や歯周病になりにくい

セラミックは表面がつるつるしているため、汚れが付着しにくいという特徴があります。
 
銀歯などの金属も表面はつるつるしているものの、唾液の影響でわずかに静電気を帯びています。微弱な電気は汚れを引き寄せてしまうため、虫歯や歯周病を招くリスクが高くなるのです。
 
 

2.銀歯などに比べて長持ちしやすい

詰め物・被せ物として昔からよく使われている銀歯の寿命は、平均で5年程だといわれています。
 
一方で、セラミックは銀歯よりも耐久性が高く、お口の中という過酷な環境にも強い素材です。
 
平均寿命は10年程とされていますが、継続的にメンテナンスをしていれば、20年、30年もの長期間、問題なく使い続ける人もいます。
 
 

3.金属アレルギーの心配がない

セラミックに金属はまったく使われていません。身体にも優しい素材で、金属アレルギーの心配がありません。
 
金属アレルギーは、現在は症状がない人でもいきなり発症することがあります。詰め物・被せ物の金属は、唾液などに反応して金属が少しずつ溶け出して体内へ蓄積されます。その蓄積量が一定のラインを越えると、金属アレルギーを発症するのです。
 
 

4.歯ぐきが黒くならない

金属を使った詰め物・被せ物をしていると、歯ぐきが黒くなることがあります。これは溶け出した金属が歯ぐきにしみついて変色を起こしているのです。
 
一方、セラミックは金属ではないので、その心配はありません。
 
 

5.長期間使っても変色しない

セラミックはお皿(陶器)と同じ素材です。水分を吸収したり熱で成分が溶け出したりしません。そのため、食べ物による着色や経年劣化による変色が起こらないという特徴があります。
 
 

見た目の美しさとお口の健康を両立できる

セラミック治療は、見た目の美しさだけでなく、虫歯になりにくいなどお口の健康の面でもメリットを持っています。
 

もちろん、銀歯などに比べて値が張るなどデメリットもありますが、優れた治療法の一つだといえるでしょう。
 
 
ふちのべ歯科クリニックでは、できる限り患者様の要望にお応えできるよう、セラミックをはじめとした様々な詰め物・被せ物の素材を用意しております。
 
「金属の詰め物・被せ物を白くしたい」といったご希望や気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。